おさないころの記憶

おさないころの記憶

プライドがじゃまをして
前が見えなくなっていた。

閉じ込められていた気持ちが
なんだったのかを
ようやく知ることができた。

おさないころの記憶は
はっきりとは思い出せなくとも
あの場所にわたしは隠れていたんだ。

ずっとずっと
思い出したくても思い出せなかった。

全然違うところにわたしはいた。

未消化だった思いが
今やっと浄化された気がする。

体内にたまっていた黒いもやが
体から出ていく感じがしたから。。

心があの場所に
とらえられていたかのようだ。





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